昨日は13時から奈良女子大で行われた「つぶやきでまちおこし@なら」にゲストとして伺いました。最近、ブログ以外にもツイッターを活用した政治家も増えていますが、だれでもいつでも発信できるという利点と同時に、興味深い情報は加速度的に広がる口コミ性も大きな特徴だと思います。HPやブログでは裏付けのある、取りまとまった情報を書くために多少時間がかかっていた部分がありますが、ツイッターやユーストリームでのライブ中継などは多少の誤解は恐れず、より迅速に生の情報やメッセージを伝達する手段として今後、私たちの意思決定や消費性向も大きく変える可能性があると思います。私も関西ウォーカーの玉置編集長と、Studio Lの山崎さんによる対談を聞かせていただきましたが、どうやって市民の「今」をつかむのか、また潜在的な関心層にアプローチするのか、という点で、市政にも大きなヒントを頂きました。これを機会に新たなメディアを活用した情報発信をスタートしたいと思います。@nakagawagen
日記の最近のブログ記事
つぶやきでまちおこし
国においても住民により身近な基礎自治体に権限と財源を移譲すべきというトップダウン型の地方分権論から、まず暮らしの現場である地域から制度や施策を創りあげ、より広域の行政体でなければ出来ないものを都道府県や国で取り扱おうというボトムアップ型の地域主権論へと流れが変わりつつあります。いずれにしてもそこで争点となるのは、果たして今の基礎自治体にそれを担いうる力があるのか、と言う点です。霞ヶ関が自らの存在をかけて抵抗するのは必然だと思いますが、今、能力が無いから今後も出来ない、と言っていては永遠に物事が進みません。
そこで、奈良市ではこれからの自治体職員に求められる資質を養成すべく、庁内塾を設けました。通常の業務や担当課という属性を超え、平日夜間や土日に意欲のある希望者だけを対象に行います。奈良市のこれからを真剣に憂い、自ら最前線で体を張ってくれる職員が集うことで、地域主権いつでも来い!という状況を生み出したいと思います。
昨日のガバナンス塾では参加者の約半数が本市以外の自治体職員で、遠くは熊本県天草市や松山市、広島県などからも参加がありました。私は約1時間、「市民がド真ん中の地域主権をめざして」というテーマでお話させていただきました。その後はワークショップや懇親会もあり、本市職員も全国の情熱的な自治体職員の姿に大きな刺激を受けた様子でした。
昨日は朝から環境パトロールの出発式と駅前での街頭啓発に参加。パトカーや警察ヘリも出動する行政・警察中心のキビキビとした不法投棄対策班とともに、環境ボランティアの方々による手作り感あふれる街頭啓発が印象的でした。
その後は県文化会館で開催中の「生命のメッセージ展」のオープニングに参加。飲酒や無謀運転等の交通事故、一気飲みの強要やリンチなどの犯罪によって、理不尽に生命を奪われた人たちの等身大のオブジェや遺品の展示です。主催者の一人である児島さんも、当時18歳の息子さんを交通事故で亡くされており、以後、同級生の若者やたくさんのボランティアと共に彼の死を無駄にさせたくないという一心で、驚くべき行動力で活動を広げてこられました。今回の展示は同じ境遇の被害者家族とネットワークを組み、全国各地で開催されており、奈良では3回目の開催となります。140人の被害者それぞれに、事故直前まで当たり前に続いていた「日常」を知ることによって、生命の尊さを伝えるこの企画、一人でも多くの方に訪れて欲しいと思います。
生命のメッセージ展
6月6日(日)まで、@奈良県文化会館
月曜は東京で中核市長会が行われました。今回の会議では、政府が「人口30万人規模の都市に政令市並みの事務権限・財源を移譲する」と明言していることを受け、さらなる分権を国に対して求める提言を取りまとめました。
具体的には中核市の担う「事務」と「責任」に見合う安定的な財源を確保するための地方税体系を構築すること、また現在、議論されている「一括交付金」については地域の実情に応じた自由度の高い財源として期待できる半面、全国一律で必要な事務や、憲法で定められた国が保証すべき最低限の生活水準維持(ナショナルミニマム)はその対象としないこと、などを訴えました。
私はこれまでも、国が抱えきれなくなった役割を財源なしで地方に押し付ける「上から下」への切り売りではなく、まず住民に直接接する基礎自治体が地域の特性を踏まえたサービスを提供し、そこでは担いきれないサービスや、より広域的に取り組んだ方が効果の期待できる分野についてのみ、都道府県や国で取り扱うべきであると考えます。これには霞が関だけでなく国の出先機関や都道府県も、その存在意義がかかる問題だけに動向を注視しています。今回の地域主権改革が官僚による組織存廃ための綱引き論に矮小化されることなく、あくまで住民起点で大きな社会構造の転換・再生となるかどうか?が最大のポイントであることは間違いありません。
まちなかでも1300年祭
日曜日は5月30日でゴミゼロということで、朝から「ごみゼロの日」イベントに参加しました。会場には不要になった家具の販売やフリーマーケットが並び、親子連れがたくさん参加していました。その後は奈良市薬剤師会の総会、イトーヨーカ堂での「市長と気軽にトーク」に参加。買い物途中の飛び入り参加もあり、いつもと違った雰囲気でした。
その後は「まちなか1300年祭」へ。この行事は、連日盛り上がりを見せる平城宮跡会場だけでなく、中心市街地=まちなかでも1300年祭を盛り上げようと、地元商店街を中心に立ち上がったもので、古代衣装のパレードや猿沢池の龍頭船など、奈良を素材にした市民の手作りイベントです。最後は県立大放送部の突撃インタビューを受けるというおまけまでありました。
タウンミーティング報告【中西部】
4日目を迎えたタウンミーティング、本日は13:30から中西部ブロックを行いました。ここは都跡・平城・伏見・伏見南・西大寺北・六条校区の6地区からなり、平城宮跡・薬師寺・唐招提寺といった歴史遺産を始め、近鉄西大寺駅を中心に交通の要所として商業施設の集積も高い地域です。本日頂いた質問は以下の通り。(いつも通り、私の走り書きメモですので若干の違いはご容赦ください)
Q:法令遵守体制をしっかり取るべき。
A:職員の法令違反防止と共に、不当要求への対応も視野に入れ今年度議論を行っていく。
Q:文書による記録や異動の際の引き継ぎを徹底すべき。
A:組織として報告・連絡・相談は当然のことであり、徹底できていない部分があればしっかりと職員を教育していきたい。
Q:佐紀幼稚園と都跡幼稚園の統合・認定こども園化の際は、地元の声も聞いてほしい
A:少子化により幼稚園の園児数が減少しており、学校規模適正化を進めている。また今後、施設の老朽化による建替や耐震工事などのニーズが多数控えているが、現在の財政事情では全てに迅速に応えることは難しい。子どもたちの安全な教育環境を確保する観点からも、施設数自体を絞り込まなければならない現状がある。佐紀幼稚園は園児が18名しかおらず、72名の都跡幼稚園への統合案が出ているが、地元の声も聞きながら進めていきたい。
Q:六条校区ではお年寄りが増えているが、安全確保のために防犯カメラの設置に対する市の補助を検討しては。
A:お年寄りが安心して暮らせる街を作ることは重要だが、一方で個人情報保護の観点もある。想定される問題を庁内でも議論していきたい。
Q:仕分け等の財政再建をしても、議会が理解しなければ進まないのでは。
A:22年度予算においても、原案の一部(1%制度)が否決され、その予算が他の施策につぎ込まれるということが起こった。今後も丁寧に議論していきたい。
Q:看護専門学校でどれだけ看護師が集まるか疑問
A:現在、市立奈良病院では奨学金や24時間の保育園等、できることは手をつけている。しかし看護師不足への抜本策としては看護専門学校が効果的であると、現場からも聞いている。今年度はどのような運営方法が良いのかを検討していく予定である。
Q:周産期医療に力を入れるべき
A:重要なテーマなので県とも連携して取り組んでいきたい。
ツアー・オブ・ジャパン奈良ステージ
今日はツアーオブジャパン奈良ステージのスターティング・セレモニーが東大寺大仏殿前で行われ、朝から参加しました。今年で14回目を迎えるアジア最大級の自転車レースには、海外・日本それぞれ8チーム、計16チームが参加、堺・奈良・美濃・南信州・富士山・伊豆・東京と全7ステージ654.25kmに渡って白熱のレースを繰り広げます。
奈良ステージでは東大寺を出発した後、レース会場の布目ダムまで一般道をパレード走行することになっています。茶畑ののどかな風景の中を颯爽と自転車が駆け抜ける姿は、奈良らしい自然の風情といえます。また、5月は自転車月間でもあります。自転車に乗ると、普段何気なく利用する道路の凸凹や、トラック等の排気ガスに気が付きます。また様々な奈良らしい風景が次々と視野に入り、観光客にも地元住民の地域再発見にも最適です。奈良市でも市役所駐車場を開放してのパーク&サイクルライドや駅前駐輪場の設置助成など、様々な自転車利用促進事業に取り組んでいます。世界の超一流選手が出場するこの大会をきっかけに、より多くの市民が自転車に関心を持ってもらえれば、と思います。
ツアー・オブ・ジャパン公式サイト
http://www.toj.co.jp/toj14/index.php
昨日は朝から佐保川清掃に伺いました。今年で51回目となる地域の恒例行事には子どもからお年寄りまで、毎年1500人もの住民が参加されています。まさに「地域のことは地域で」を実践されている住民自治の原点を改めて感じました。汚れていく川を自分たちの力で何とか清流に蘇らせたいという思いが実り、最近では着実にきれいになっているようです。佐保川と言えば春の桜が有名ですが、今後はホタルも楽しめる憩いの川になることを期待しています。
その後は柳生小学校で行われた「訓練始め式」に参加しました。今年の9月に橿原で行われる第23回奈良県消防操法大会に、奈良市の代表として柳生分団が出場することになり、これから3か月に渡って厳しい訓練を積まれるとのことです。日ごろから本業を持ちながら、地域のために消火防災活動に携わって頂いている消防団の皆さんですが、今回はさらに平日夜間や土日も使って大会に向けた訓練をされるとのこと。まさに頭の下がる思いです。ぜひ奈良で優勝して、全国大会まで勝ち上がって頂きたいと思います。
フランスでも若手市長
先の日仏自治体交流会議では20年以上の古参から、同世代の若手まで幅広い年代の市長が集まりました。2日目の昼食で同席したオータン市のレミ・ルベロット市長は34才で当選し、現在2期目(フランスでは一期6年)。元々経済学者で今でも週9時間は大学で教壇に立つなど、理論と実践をハイブリッドで取り組んでおられます。またキュサック市のドミニク・フェデュ市長は私と同様、昨年33才で当選し現在34才。ワインの産地と言うこともあり農場も経営されています。フランスでも国から地方への財源を伴わない分権が進んだことによって、地方は財政難に陥っているとのこと。また若者の政治意識も、国政では高く地方では低いといった日本と類似する状況があるようです。今後の自治体間交流では、互いの抱える地域課題へのアプローチにも重点を置き進めて行きたいと感じました。






