昨日は市保健所の獣医師等が約2時間半に渡り立入調査を行いました。虐待の認定については引き続き丁寧な事実確認が必要ですが、不適正飼養があれば法に基づき厳正に対処します。 ◾️奈良市が"虐待"通報受け鹿の保護施設「鹿苑」の現地調査｜NHK 奈良県のニュース www3.nhk.or.jp/lnews/nara/202...
posted at 06:01:05
奈良のシカは現在A〜Dの4つの区域に分けて保護計画が定められていますが、何かしらの柵で囲われている訳でも、誰かが餌を与えて管理している訳でもなく、基本的に「野生」である事から移動も自由です。厳密にどこにいる鹿までを保護対象とするかは極めて悩ましい問題です。
posted at 06:43:43
奈良のシカは奈良の宝であると共に、国の宝（天然記念物）です。一方で奈良公園近隣の農家では、野生の鹿が作物を荒らす鹿害（ろくがい）に悩ませれている事もあり、保護と管理のバランスが難しい問題でもあります。今回通報のあった特別柵と呼ばれるエリアに収容されている鹿たちは、
posted at 06:44:54
農地を荒らす等の理由で捕獲されたケースが多いと聞いています。本来なら自然の中で過ごすべき彼らを、様々な理由により施設内で終生飼養しなければならないとするならば、やはり心穏やかに過ごせるよう最大限の配慮が必要だと感じます。もちろんネグレクトを含む動物虐待は犯罪です。
posted at 06:45:21
引き続き調査を進めなければ断定的な事は言えませんが、大仏造立の詔に「動植悉く栄えん事を欲す」とあるように、人間だけでなく全ての命が尊重され輝ける社会を目指す事が責務と考えます。以下は県が策定した保護管理計画です。ご参考まで。 『奈良のシカ保護計画』について www.pref.nara.jp/53788.htm
posted at 06:56:30
