市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2011年1月14日 22:00 [日記]

未来ヘ続く希望の年に

 長く充実した2010年も終わり、ポスト1300年スター トの年でもある2011年が始まりました。「1300年記念」の冠が取れ平常モー ドに戻りつつありますが、 「世界遺産都市・奈良」という大看板はこれからも残ります。今年はしっかりとその価値を高める取り組みを継続したいと思います。

 さて、先日行われた奈良市の成人式では約3700名の新成人が、慣れない着物やスー ツに身を包み、誇らしげな表情で旧友たちと再会を喜び合う姿が街中で見られました。

 一方、昨年奈良市で生まれた子どもの数は約 2700名と、20年で1000名も減少していることに大きな危機感を覚えます。式典の挨拶では、 「ぜひ共に社会課題を解決していきましょう」と若者たちに協力を要請しました。若者の政治離れや無関心は、いつの時代も指摘されますが、最近は政治家事務所へのインター ンシップに参加する学生も多し立聞きます。また先日は、母校である立命館大学の「全国知事リレー 講義」にゲスト講師として1コマ授業をさせて頂きましたが、学生たちは非常に熱心で、講義終了後も質問攻めにあうなど、あながち無関心とも言えない状況を感じました。

 国も地方も多くの借金を抱え、将来世代からの前借り経営が何の違和感もなく繰り返されている事に、若者たちはもっと怒るべきだと思います。社会保障の負担と受給に関する世代間格差も、その事実が実感を伴って受け止められる頃には、もはや手遅れということになりかねません。私も未来に対する責任をしっかりと意識しながら、今年も市政運営に全力を投じたいと思います。

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