市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2013年2月22日 22:00 [奈良市政]

一期4年の総括予算

 いよいよ来年度予算が固まり3月定例会へ提出する段となりました。25年度はマ二フエスト関連事業をはじめ、これまで取組んできた市政方針に沿い事業計画を編成致しました。一般会計総額は1234億4000万円と対前年比0.1%の微減、特別会計も合わせた総額では2172億8840万円と0.8%マイナスとなりました。国の予算が約92兆6100億円と2.5%増の過去最大規模となるのと比べると、必要なものはしっかりと盛り込みながらも枠の中に押し込んだ形と言えます。税収はほぼ前年並みですがピー ク時(平成9年)と比べる と109億円(17%)も減少する一方、生活保護等の社会保障関係費が急増 している中で、新たに土地開発公社等の清算に伴う借金返済が加わり、かなり厳しい予算編成となっています。財源不足対策としては市有地の売却(J R奈良駅前ホテル用地等)や人件費(本給・残業代・退職手当)力ット、民間委託の拡大等に取り組み、市債発行(新たな借金)は前年比約9億5000万円(6%)減と抑制しました。

 一方、歳出では少子化対策 ・ 観光 ・ 環境の重点分野を中心と し、待機児童対策ではすでに取り組んでいる保育園の新設5園に加え、幼稚園施設を活用した保育ニーズの受入体制を整えます。また病児 ・病後児保育施設を各1施設新設し、仕事と子育ての両立をパックア ップします。観光画では閑散期対策として2月に全国規模のお茶会を実施、世界遺産社寺や奈良町といった観光資源を活用した新たな誘客をめざします。環境面では約4万灯ある街路灯のうち4000灯の水銀灯を順次LED化を進めると共に、火葬場やクリーンセンターの移転建設に関しても地元と粘り強く交渉を進め、一歩ずつ着実に進めたいと考えています。この他、予算の概要については市HPにも掲載しますので、ぜひご覧ください。

Twitter Facebook  Instagram
このページの先頭へ