2年前の7月31日に就任してから丸2年が経ちました。任期4年の折り返し地点を迎え、これから3年目の市政運営に当たらせて頂きます。
この間の取組みで最も力を入れたのは徹底したムダの排除と利権構造の解体です。私が立候補を決意した理由の一つが、市民感覚とかけ離れた政治・行政への危機感でした。そこで市政運営に当たっては、あくまでも「暮らしの台所感覚」を大切にした、「市民が主役の市政」を第一に心がけてきました。
その1つが一期4年で3,450万円の市長退職金の廃止(不支給)です。私自身がサラリーマン家庭に育った事から、30年以上勤めてようやくもらえる金額を4年ごとに支給する制度には大きな違和感を持っていました。この他にも「自分の金ならやらないだろう」と思うムダ使いが行政にはまだまだあります。今年は過去2回の事業仕分けをさらに発展させ、市役所全体から隈なくムダを洗い直すプロジェクトに取り組み、さらなる行革効果を生み出していきます。
利権構造の解体では、過去の談合事件を踏まえ、より透明で厳しい入札制度への改革を実行しました。また土地開発公社の塩漬け土地問題にも切り込み、負の遺産を生み出した構造を徹底検証。口利きや不透明な土地取得をチェックする監視委員会を設置し、再発防止策を講じています。
もちろん皆さんとの約束であるマニフェストにも全力で当っています。待機児童対策や医師・看護師確保も着実に進んでおり、8月からは子ども医療費助成制度もスタートします。マニフェストの進捗状況については、10月号の市民だよりで詳しくご報告させて頂く予定です。
最後に、2年前には無かったもので最も大きなものは家族の存在です。自分自身が家庭を持ち、子育てにも関わることで、暮らしの延長に政治があることを改めて実感します。今日からまた、引き続き歩みを進めて参ります。
2011年7月アーカイブ
2年前の7月12日に行われた市長選から早いもので、今月末で折り返し地点を迎えます。8月1日からは3年目の市政運営に当たらせて頂きます。この間の取組みで最も力を入れたのは利権構造の解体と徹底したムダの排除です。私が立候補を決意した理由の一つが、市民感覚とかけ雛れた政治・行政への危機感で、あったことから、あくまでも「暮らしの台所感覚」を大切にした「市民が主役の市政」を第一に心がけてきました。
その1つが一 期4年で3,450万円の市長退職金の廃止(不支給)です。私自身がサラリー マン家庭に育ったことから、30年以上勤めてようやくもらえる金額を、4年ごとに支給する制度には大きな違和感を持 っていました。この他にも「自分の金ならやらないだろう」と思うムダ使いがまだまだあります。
今年は過去2回の事業仕分けをさらに発展させ、市役所全体からくまなくムダを洗い直すプロジェクトlこ取り組みます。利権構造の解体では、過去の談合事件を踏まえ、より透明で厳しい入札制度への改革を実現しました。また土地開発公社の塩漬け土地問題にも切り込み、負の遺産を生み出した構造を徹底検証、口利きや不透明な土地取得をチェックする監視委員会を設置し、再発防止策を講じています。
もちろん皆さんとの約束であるマニフェストlこも全力で当っています。待機児童対策や医師・看護師確保も順調に進んでおり、8月からは子ども医療費助成制度もスター トします。詳しくは10月号の市民だよりで特集を組む予定です。
今年も暑い日が続いています。それに伴い、市内の熱中症による搬送は7月17日までに58人と、昨年同時期(29人)の約2倍に急増しています。消防庁のデータによると、全国では一昨年は12,971人ですが、昨年は53,843人と約4倍に増加していますが、今年はさらに上回る勢いです。要因別では居室での発症が15件と最も多く、注意が必要です。また今年は特に高齢者の割合が高く、約半数(30件)に上っているのが特徴です。市でも、熱中症を防ぐ4つのポイントとして以下を勧めています。
・のどが渇かなくても、こまめに水分補給
・部屋の温度をこまめに測る
・通気性・吸湿性の良い涼しい服装
・エアコン・扇風機を上手に使用する
この他、熱中症に関する情報は市HPをご覧ください。
http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1279169682156&SiteID=0&ParentGenre=1000000001033
本日は多賀城市に派遣していた下水道専門職の帰庁報告がありました。5月より3名の職員が約1ヶ月交代で、災害査定と復旧工事のための業務にあたっています。今回は第2クールに参加した職員が現地での活動の様子を伝えてくれました。奈良市としては下水道の災害復旧業務の経験がなかったため、事前に神戸市に研修を受けに行くなど、見よう見まねでスタートした支援活動ですが、現地でも一連の作業をほとんど任せて頂いたとのことで、信頼を得ながらお役に立てたことをうれしく思います。
その他の支援状況は市HPにも掲載しています。
http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1299889360409&SiteID=0&ParentGenre=1302748619702
関西は無縁と思われていた節電ですが、既に現実のものとなっています。奈良市でも消費電力を低減する方策を既に講じていますが、(過去のブログ「節電対策」参照)、根本的なエネルギーシフトにはつながりません。
一方、市内でのソーラーパネル設置世帯数は昨年末時点で約1800世帯。近年急増しているとはいえ、約15万5千の全世帯数からすると1%強と、まだ十分普及しているとは言えません。
そこで今後のさらなる自然エネルギーの導入促進を目的に、今年度も家庭用ソーラーパネル設置補助事業の募集を行います。
■補助対象:平成22年12月27日以降に国の補助金を申請され、平成23年7月31日迄に交付決定を受けた方 (それ以降に設置された方は後期分として改めて募集します)
■補助件数:前期分として約75件(要事前申込)
■受付期間:8月1日(月)~8月31日(水)まで
事前申込が75件を超えた場合は公開抽選を行います。
■補助金額:公称最大出力1KWあたり5万円(上限10万円)
■問合先:環境政策課(0742-34-4591)
詳細は以下
http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1285156481919&SiteID=0000000000000&FP=toppage