市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん

2009年12月アーカイブ

いよいよ2010年まで残すところあとわずかとなりました。私自身、今年はまさに激動の一年となりました。一年前には想像も付かなかった今の生活ではありますが、思い起こせば東京勤務の会社員を辞め、地元奈良で地域活動を始めた時も、準備万端整って、というわけではなく、目の前にある課題やニーズに突き動かされ、自分に何ができるのかあれこれ考えているうちに、行動した方が早い!と気づき、始めたような状況でした。来年2010年は奈良が日本全国、いや世界から注目される記念の年です。一年間にどれだけの来訪者があるかも気になるところですが、一年間、目一杯奈良の魅力を世界に発信し、ネクスト100年の集客につなげる「宣伝イヤー」という側面もあります。まずは地元の私たちが、改めて奈良の良さ、すごさ、ありがたさを実感することから始まるのではないでしょうか。では、これより本年最後、そして新年最初の仕事である1300年記念事業のカウントダウン@県庁前に行ってきます!先着1300人前の振る舞い鍋もありますので、皆さまぜひお越し下さい。

2009年12月29日 03:08 [日記]

仕事納め式

今日で市役所は仕事納めとなりました。といっても、消防や病院、清掃や水道など、いくつかの部局では引き続き業務にあたって頂くことになります。7月31日の就任から約5ヶ月が経ちましたが、この間、臨時議会を含む3回の議会と、様々な地域イベント、そして国際会議とめまぐるしく日々が過ぎていきました。1日1日はあっという間に過ぎますが、この5ヶ月を思い起こすと、既に3年ほど経ったような気がします。今年の正月には全く予想もしていなかった人生の展開に、一番驚いているのは私自身かもしれません。
12時からは今年最後の庁議を開催、年末年始の行事や体制について確認。その後は正庁で仕事納め式。今年一年の市政を振り返るとともに、就任以来、事業仕分けなど例年にない仕事量をこなしてくれたことへの感謝の気持ちを述べました。その一方で私の選んだ今年の一字「破」を紹介、前例に囚われず来年も新しい市役所像を作るために協力して欲しいと訴えました。その後は事業仕分け関連のヒアリング。11月の仕分け結果を受け、担当課が現場と詰めた改善案について協議。今日はJR奈良駅駐車場管理業務の見直し案についてレクを受けましたが、運営手法についてさらなる改善策を求めました。今年最後の仕事としては、31日のカウントダウンがあります。県庁前で1300人分の振る舞い鍋もありますので、皆さんぜひお越し下さい。http://www.1300.jp/event/detail/roam/0110001.html
2009年12月16日 23:53 [日記]

知事要望など

月曜は来客が多く、朝から青年海外協力隊でモンゴル・ラオス・イエメン・タンザニアに出発する同年代の若者を激励、工芸やITの専門知識で途上国の発展に貢献しようという熱い思いに感動しました。その後、会計課より公金取扱のガイドライン見直しに関する中間報告を受け、より厳密な運用を指示、そして文化財課からは発掘した出土品の保管場所についてのヒアリングを行いました。午後からは観光ボランティアガイドの会や、DV被害者支援の会、市立工芸館などの訪問を受け、それぞれ短い時間ではありましたが意見交換を行いました。
火曜は庁内の打ち合わせがメインで、午前中は子育課と認定子ども園や延長保育について、都市整備部と西大寺北地区の再開発事業について、建設部と電線地中化や市道工事に関する契約について、地域活動推進課とは今後の地域活動拠点整備について、午後からは主にマニフェスト事業の駅前保育所について進捗報告と今後の進め方についてヒアリングを行いました。
今日、水曜は景観課と管財課のヒアリングの後、マスコミインタビュー。15時からは橿原で奈良県市長会による、県予算に関する知事要望並びに意見交換会がありました。テーマは医療からコミュニティバス、自主防災組織への支援まで多岐にわたりましたが、各市で共通する課題も多く、これからも県内市町村と連携を図りながら全県的な発展をめざして行きたいと感じました。

2009年12月13日 09:01 [日記]

地域戦略会議

陳情の形が変わる、と言われる民主党の地域戦略会議。県内自治体としては奈良県に続き奈良市も6日に陳情の場を設けて頂きました。長年続いた利益誘導型の「誰かのための政治」から脱却し、「皆のための政治」への変革をめざし、地方の声をダイレクトに国に届けて頂くことを期待しています。今回は急な設定ということもあり、奈良市の抱える重点事項に絞って要望をお伝えしました。まず始めに私が本市のおかれている状況を財政・人口・産業構造・都市基盤等の面から説明しました。そして、それらの課題を具体的に解消するための施策と、それを裏付ける国策による支援の必要性を訴えました。特に25年後には37万人の人口が26万人に減少し、14歳までの子どもの数が半減、逆に65歳以上の高齢人口比率が倍増する「超少子高齢都市」である点、40年程前に街開きをした都市インフラが更新期を向かえている点、債務現在高が3000億円と自力での完済が非常に難しい点をお伝えし、地方から日本を立て直すためには、国策としての位置づけが重要であるとしました。また、地方による自律度の高い独自の政策を可能にする権限委譲の具体策として、中核市への教員人事権の移譲についても要望しました。霞ヶ関の解体を源流とする地方分権ではなく、まず地域のニーズありきの地域主権を掲げる民主党には、基礎自治体との連携を軸とする新たな仕組みづくりを期待したいと思います。
2009年12月11日 22:00 [市議会]

奈良市版事業仕分け

 奈良市の事業仕分けを11月22日・23日に行いました。今回は国や他の自治体の仕分けに携わる外部からの仕分け人と、公募による市民仕分け人、計15名が3つの会場に別れ、60事業を対象に市民の視点で要 ・ 不要を判定。 今回は県内初の実施であるこ と、 また連日、国の仕分けの様子がメディアで報道されている影響もあり、両日合わせて800名近い参加者がありました。私は今回の奈良市版事業仕分けには2つの意味があると考えます。 一点目は3000億円という膨大な}借金を抱えた奈良市の財政を早期に再建 し、 次の時代に引き継ぐためには徹底したムダの洗い直しが必要であること、もう 一 点は全てを行政が担 う時代から、 本当に行政がすべき事業に集中特化し、市民を始めとする民との協働や域内分権を図る時代へと質的転換が求められているという点です。そしてそれらの作業を公開の場で行うこと。4日に終わった12月定例市議会でも仕分けに関する質問が大半を占め、対象となった60事業や公募仕分け人の選定方法、構想日本との契約(随意契約)や仕分けに要したコストの適否、来年度予算への判定結果の反映方法について質問がありました。市側からは、今後実施の際には事前視察等の準備に時間をかけることや、より多くの事業を対象とすること等、今回の結果を踏まえ、改善すべき点は改善していくとお答えさせて頂きました。 (詳細は後日、市議会 H Pに本会議録画映像がア ップされます)

 事業仕分けはその判定結果もさることながら、寄せられたコメントや議論の過程が大切です。行政経営課の H P に当日の概要を掲載していますので、ぜひご覧ください。

2009年12月 6日 21:03 [市議会]

12月議会終了

4日(金)で12月定例市議会が閉会しました。今回は代表質問が5名、一般質問は3日(木)は10名、4日(金)は6名と、3日間で計21名から質問を受けました。この数は近年では滅多にない多さとのこと。頂いた質問は、事業仕分けに関するものが最も多く、それ以外には大型公共工事や保育所、多選禁止等、私のマニフェストに関するものや、9月議会で問題提起された入札制度改革のその後の取組みに関するものなどでした。事業仕分けに関しては、対象となった60事業や公募仕分け人の選定方法、構想日本との契約(随意契約)や仕分けに要したコストの適否、来年度予算への判定結果の反映方法について質問があり、今後実施の際には事前視察等の準備に時間をかけることや、より多くの事業を対象とすること等、今回の結果を踏まえ、改善すべき点は改善していくとお答えさせて頂きました。(詳細は後日、市議会HPに本会議録画映像がアップされます)
事業仕分けはその判定結果もさることながら、寄せられたコメントや議論の過程が大切です。現在行政経営課において、当日の記録を筆耕していますので、近日中には奈良市HPに掲載できる予定です。
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