市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2013年3月15日 22:00 [奈良市政]

改革を止めるな

 先日の3月定例市議会、代表質問の中で次期市長選への出馬表明を行いました。市民感覚とかけ離れた時代錯誤の古い市政の刷新を掲げ、市長選への立候補を表明したのは4年前の春。積み重なる政治への不信や諦め、街の未来への漠然とした不安や閉塞感を、「何とかしてほしい!」と願う市民の切実な想いが、私を市長に選んで頂いた最大の要因であり原動力だと思います。そしてこの4年間、私はマニフェストに掲げた「脱刺権・しがらみ」 「行政のムダ0 (ぜ口) 」を始めとする様々な改革に着手してきました。市内業者201社が指名停止となる歴史的談合事件を端緒とする入札制度改革、無責任な放漫経営が負の遺産を膨らませ続けてきた土地開発公社の清算、全入居者の2割にも及ぶ市営住宅の長期滞納者に対する明渡し訴訟、家庭系ごみ収集の民間委託や特殊勤務手当の大幅削減などの現業部門改革など、いろんな取り組みを進めてきましたが、いずれも市民感覚と照らし合わせると「ごく当たり前」のものばかりです。

 これらの改革が一定道筋をつける事がで きた最大の理由は、1つには時代の変化、もう1つは市政刷新を求める市民の声(世論)が大きな支えとなった事です。 「自分には関係ない」と市政に無関心を決め込んだり、「誰がやっても同じ」と諦める、いわゆる「おまかせ民主主義」から卒業し、行政や議会が過ちを犯していないか、本来の役割が機能しているかを住民が自ら監視する事がこれからは重要です。この4年間で着実に進み出した市政改草を逆戻りさせることなく、しっかりと定着させ、奈良が持つ潜在的な力・魅力を最大限発揮させ、市民が誇りと感謝を感じ、世界から憧れと敬意をもって称賛される都市へと発展させるべく、引き続き全力で市政運営を担わせて頂きたいと思います。

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