市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2010年5月30日 20:51 [奈良市政]

タウンミーティング報告【東部・都祁】

土曜は午後から月ヶ瀬公民館で東部地区、夜は都祁交流センターで都祁地区のタウンミーティングに参加しました。東部地区は大和高原をはじめとする豊かな自然と、柳生の里に代表される歴史遺産のある地区です。都祁地区は農村地域であるとともに名阪国道の針インターという物流・交通の要所としても知られています。頂いた質問は以下の通り。(いつも通り走り書きメモですので若干の違いはご容赦下さい)

Q,平成17年度に比べ職員数がおよそ1割減っているのに、人件費が同じだけ減少していないのはなぜか?
A,行政では退職金の引き当てをしておらず、退職時に一気に支出が発生する。ここ数年の団塊の世代の大量退職によって、一時的に退職金が多額に生じたことが要因。

Q,この地域には生徒数の少ない学校が多い。子どもたちの教育環境を考えると、早急に統合を進めるべきではないか。昨年のタウンミーティングでも要望したが、その後進んでいるように思えない。
A,学校規模適正化として全市的に計画を策定し進めている。地域からも総論としてはご理解を頂いているように思うが、現実的に「我が地域の学校がなくなる」という局面では合意形成が進まない状況もある。今後も粘り強く地域と対話しながら着実に進めていきたい。

Q,平城遷都1300年祭は盛り上がっているが、奈良観光は夜が早くお金が落ちない。対策は?
A,確かにお金の落ちない観光とこれまでも言われてきた。奈良市としても夜8時から奈良の芸能や文化を紹介する「ならまちナイトカルチャー」など、少しずつ取り組みを始めている。今後も力を入れたい。

Q、田原地区でも地域の魅力を観光客に伝える取り組みをやっているが、トイレをもっと整備してほしい。(要望のみ)

Q,廃園となった施設を地域に開放して使えるようにしてほしい。担当課に要望しても縦割りで物事が前を向いて進まない。
A,施設建設時に国からの補助を受けた場合、当初の目的外に転用しづらいという難しさもあるが、なるべく地域のニーズに沿って、(特に費用のかからない取り組みは)柔軟に対応したいと思う。

Q,事業仕分けは本来、職員が自分たちの業務として行うべきで、外部人材に頼るべきではないのでは?
A,内部での見直しは当然やるが、行政に長年いた者では気付かない視点もある。今後も内部・外部両方の視点を活かし、行財政改革を進めたい。

次回6月5日(土)が最後となります。
第7回:北部ブロック   9:45~11:15@北部会館
第8回:西部南ブロック 14:00~15:30@西部会館
みなさん、ご参加のほどよろしくお願いします!

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