市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2010年5月23日 00:22 [日記]

タウンミーティング報告【中西部】

4日目を迎えたタウンミーティング、本日は13:30から中西部ブロックを行いました。ここは都跡・平城・伏見・伏見南・西大寺北・六条校区の6地区からなり、平城宮跡・薬師寺・唐招提寺といった歴史遺産を始め、近鉄西大寺駅を中心に交通の要所として商業施設の集積も高い地域です。本日頂いた質問は以下の通り。(いつも通り、私の走り書きメモですので若干の違いはご容赦ください)

Q:法令遵守体制をしっかり取るべき。
A:職員の法令違反防止と共に、不当要求への対応も視野に入れ今年度議論を行っていく。

Q:文書による記録や異動の際の引き継ぎを徹底すべき。
A:組織として報告・連絡・相談は当然のことであり、徹底できていない部分があればしっかりと職員を教育していきたい。

Q:佐紀幼稚園と都跡幼稚園の統合・認定こども園化の際は、地元の声も聞いてほしい
A:少子化により幼稚園の園児数が減少しており、学校規模適正化を進めている。また今後、施設の老朽化による建替や耐震工事などのニーズが多数控えているが、現在の財政事情では全てに迅速に応えることは難しい。子どもたちの安全な教育環境を確保する観点からも、施設数自体を絞り込まなければならない現状がある。佐紀幼稚園は園児が18名しかおらず、72名の都跡幼稚園への統合案が出ているが、地元の声も聞きながら進めていきたい。

Q:六条校区ではお年寄りが増えているが、安全確保のために防犯カメラの設置に対する市の補助を検討しては。
A:お年寄りが安心して暮らせる街を作ることは重要だが、一方で個人情報保護の観点もある。想定される問題を庁内でも議論していきたい。

Q:仕分け等の財政再建をしても、議会が理解しなければ進まないのでは。
A:22年度予算においても、原案の一部(1%制度)が否決され、その予算が他の施策につぎ込まれるということが起こった。今後も丁寧に議論していきたい。

Q:看護専門学校でどれだけ看護師が集まるか疑問
A:現在、市立奈良病院では奨学金や24時間の保育園等、できることは手をつけている。しかし看護師不足への抜本策としては看護専門学校が効果的であると、現場からも聞いている。今年度はどのような運営方法が良いのかを検討していく予定である。

Q:周産期医療に力を入れるべき
A:重要なテーマなので県とも連携して取り組んでいきたい。

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