市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん

2009年9月アーカイブ

2009年9月29日 00:14 [市議会]

9月定例市議会閉会

9月7日からスタートした、私にとって初の定例市議会が閉会しました。本日は13時から再開し、継続審議となっていた105号議案についての再質問を受けました。この議案はJR奈良駅の開発工事に関するもので、契約が随契であること、事業費が増額となっていること等に対し議論が行われ、理事者側からは工期中におけるさらなるコスト縮減や、随契の可否を審査する庁内機関の改革等、今後に向けての改善方針を示し、理解を求めました。しばらく休憩を挟んだ後、賛成・反対討論が各会派からなされ、採決へ。最終的には無事可決されました。
また、本件をきっかけに、他の事業に関しても、これまでの慣例や手法に囚われることなく、新しい発想で市民にとっての利益最大化に努めるよう、改めて関係部署に周知しました。
3週間に亘る議会では、所信表明から本会議や決算特別委員会での答弁、そのための調整作業など、限られた時間の中で何とかより良いものにしようと真正面から体当たりした、という印象です。今後も日々改善・進化に向け努力して参りたいと思います。
2009年9月26日 12:01 [日記]

運動会

今日は朝から絶好の運動会日和、今日だけでも市内19校で行われています。全ての運動会にお邪魔したいところですが、同日開催が多いため4年かけて回りたいと思っています。と、いうことで本日は7:30に自宅を出発、まずは柳生地区大運動会に出席してきました。柳生地区では地元小学校・中学校に加え、保育園・養護学校、万年青年クラブや消防団など、まさに地域総動員で盛り上げておられます。緑の山々に囲まれ、遠くに十兵衛杉が見守る中、祝辞に続いてラジオ体操を。日頃使わない筋肉が悲鳴とともに伸びると同時に、山の清々しい空気を思い切り吸い込んできました。
その後は、大柳生、平城に伺い、午後からは富雄第3など数校にお邪魔したいと思います。

2009年9月22日 10:45 [日記]

大伴家持と高岡市

日曜は朝から大伴家持下向(来越)の旅のオープニングイベントに伺いました。この企画は万葉集全4,516首のうち、最多の473首を詠んだ大伴家持が、746年に越中国守を命じられ、平城京の都から現在の高岡市に向け旅立ったその行程を、再び再現しようというものです。初日は平城宮跡の朱雀門を出発し、大津までの53kmを徒歩にて向かわれました。
高岡からは高橋市長や、前市長の橘衆議院議員をはじめ、40名を超える高岡市民の方々がバス2台で参加され、全国の万葉集ファンがつながっている様子を実感しました。
午前中は旧制奈良中ご出身で現在、高岡市万葉歴史館館長である小野先生のご案内により、佐保地区の歌碑めぐりが行われ、私も遅ればせながら多くの歌を勉強させて頂きました。ちなみに市役所の前庭にも「あをによし 奈良の都に たなびける 天の白雲 見れど飽かぬかも」という3602番の歌碑があります。
なお、高橋市長は同じ7月12日の選挙で初当選したというご縁に加え、10月11日に東京で行われるゆかりフォーラムhttp://www.nakagawagen.net/blog/2009/09/post-8.phpでもシンポジストとしてご一緒させて頂く予定です。


 

本日は朝から、鳥見地区のあひる公園で「エコ小屋」竣工式に伺いました。地域のボランティアグループ「鳥見ビオパークつくり隊」や「あそび隊」、鳥見小学校やPTA、地区社協のほか、たくさんの地域の方が協働し、行政とも連携しながら手作りで完成させたエコ小屋です。元々、荒れ放題で、「子どもは近づくべからず」が暗黙の了解だった地域の公園を、自分たちの手で蘇らせようと、数年前から、地域のボランティアがあつまり、ビオパークという、ビオトープとプレイパークの融合機能を展開してこられました。エコ小屋はその中核施設で、廃材を利用した小さな小屋です。
本市では、参画と協働をこれからの市政運営のキーワードとして取り組んでいますが、今回のように、地域と学校、行政が一体となって、自分たちの街を自分たちで良くしよう、と活動されている姿は、新しい公共のあり方を想起させてくれるものでした。たくさんの市民の方と、直接お話しができ、感謝しております。これからも、地域の取り組みには可能な限り伺いたいと思いますので、ぜひお声がけ下さい。
2009年9月19日 17:14 [日記]

今できること

仲川げんです。
15日以来、メールや電話でたくさんのご意見を頂きました。
多くは社会人としてのマナーがなっていない、市長の前に人間として失格だ、というお叱りの声でした。
ある方は、会社で上司から「だから今時の若い奴はダメなんだ」と言われ、ものすごく腹が立った、という主旨のメールを下さいました。
政治とは全く関係のないところにまで、今回の私の行動が飛び火し、奈良にも政治にも関係のない、ごく一般的な同年代の方に批判の矛先が向いてしまったことに、本当に申し訳なく思います。
先週金曜のお詫び街頭では、「ふざけるな」「常識の問題やで」の声とともに、「ちゃんとがんばりや」というお声も頂戴しました。時間とともに風化させないために、頂いたお叱りメールはしっかりと保存し、日々思い起こしながら全力で業務に当たりたいと思います。

2009年9月18日 22:00

緊急お詫び

 去る9月11日の議会答弁に際し、私の不適切な行動により市民の皆様にご迷惑をおかけし本当に申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。
 
 どのような理由であれ、議場で飲食を行うことは慎むべきであるのは当然のことであり、市長以前に社会人としてのマナーがなっていなかったと猛省しています。これもひとえに、私の意識の低さ、脇の甘さによるものです。政治不信の一 掃が私に与えられた責務であるにも関わらず、私自身がその信用を失墜することになり、情けない気持ちでいっぱいです。 また、 報道当日より沢山のお叱りの声を頂き、改めて影響の大きさを痛感しております。奈良市民の皆様には、全国に向けて恥ずかしい思いをさせることとなり、大変申し訳ありませんでした。新しい奈良市政に対する皆様の期待感が一 瞬に して吹き飛んだ今回の事件を大きな教訓として、 一 社会人と しての常識と、 市民の代表としての責任を再度胸に刻み、市政改革に全力で取り組ませて頂きたいと思っております。

 今後は失った信頼を取り戻すため、またー からの出直しと なりますが、市民の皆様のご意見やご指導を頂きながら、日々改善にむけ努力して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2009年9月15日 23:28 [日記]

本日の件

仲川げんです。
既に報道でご存知の方も多いと思いますが、去る11日(金)の一般質問の際に、のど飴及びガムを口に入れた状態で議場にのぞんでしまいました。どのような状況であれ、議会においてそのような行為は慎むべきであることは明らかであり、市民の皆さまには大変不愉快な思いをさせてしまいました。今後は改めて自らの立ち居振る舞いと、37万市民の代表であるという自覚を持ち、恥ずかしくない行動を取るよう、猛省しております。申し訳ありませんでした!
2009年9月14日 22:49 [奈良市政]

気軽にトーク

市政の見える化の一貫として、9月より月2回、「市長と気軽にトーク」という事業を始めます。関係団体の挨拶や各種陳情などではなく、一般市民の方々と、気軽に意見交換ができれば、との思いで始めることにしました。ともすれば、何をやっているのか分かりにくい、と言われる市役所ですので、この事業を機に、親しみやすく開かれた市政につなげたいと考えています。

■日にち:9 月15 日(火)・25 日(金)
     10 月  9 日(金)・28 日(水)
     11 月13 日(金)・18 日(水)
■時 間:午後2 時から1時間
■場 所:市庁舎1 階「玄関ロビー」の一角
■申 込:不要です。希望者は直接会場へ。
■その他:参加者には、特定の要望や陳情、企業・事業所からの営業に関すること、宗教に関することなどはご遠慮いただき、市政に関する建設的なご意見をお願いします。

今日は10時からの代表質問に備え、朝から答弁調整。
16:30まで、2度の休憩を挟みながら各会派より
5名の各議員により質問を受けました。
その後、再び翌日の答弁調整へ。
先ほど一旦引き上げてきましたが、まだまだ残りがあります。
明日は7:30より再び調整会議を続行しますので、
朝の駅頭演説は中止とさせていただきます。
ボランティアの皆さん、誠に申し訳ありません。。
では、取り急ぎご報告まで!

何やらアジアの料理のような名前ですが
議会で予想される質問に対し、事前にその答えを庁内で調整することを、答弁調整といいます。財政から子育て、高齢者、建設工事から医療まで、実に幅広いテーマを扱いますので、ある程度事前にデータやこれまでの経緯、関連法令を調べておく必要があります。また、単純な誤解や聞けばすぐに分かる事は、事前に調整しておき、本番ではより踏み込んだ議論を行うというのも、答弁調整の1つの意義だと思います。
昨日は8時から22時まで、各部局と一日かけて調整を行いました。

本日は代表質問になります。
三浦議員(政翔会)、上原議員(政和会)、山口議員(民主党)、西本議員(共産党)、高杉議員(公明党)の順で、10時より市役所内、議場におきまして行われますので、ぜひ傍聴にお越し下さい。

2009年9月 8日 08:29 [奈良市政]

所信で初心

昨日は9月定例市議会の初日を迎えました。
以前にご案内していたとおり
所信表明演説をさせて頂きました。
原稿はここ1週間ほどかけ、練ってはいたのですが、何度も校正するうちに
まとまりがなくなってしまい、改めてゼロベースで
構成を組み立てました。
結局最終版が完成したのは土曜の夕方、
そして朝から直前にまた手直しを。
事務局の皆さん、冷や冷やさせてすいません。。

内容は全文を後日掲載いたしますが
今の私たちの置かれている状況を、世界・日本ときて
最後に奈良市の現状に触れ、その上でこれからの市政ビジョンを
具体的にお伝えさせて頂きました。

傍聴席には遠くからわざわざ足を運んでくれた懐かしい顔もあり、
皆さんの期待に応えようと、気合が入りすぎたのか
ややカミながらの演説となりました。

これから4年間にわたり、3千人職員一丸となって新しい奈良市政を実現していきます。
改めて初心に立ち戻り、意を新たにした一日でした。

その後は選挙の反省会等があり、どうすればもっと早く開票できるのか、
責任者を集めて議論いたしました。
夜は急なお通夜で月ヶ瀬に。

あっという間の一日でした。

 解散総選挙も終わり、いよいよ新しい政治が動き始めました。利権やしがらみで一部の企業や個人が得をする政治から、誰もが幸せlこなれる市民が主役の政治に変えてほしいという声が全国で湧き上がり、国政・地方議会 を政権支代へと導きました。歴史的な投票率の高さはまさに市民による無血革命であり、新しい政治を興すルネッサンスでもあります。しかし、当選した候補者や与党に対しては、掲げたマニフェストの実行力や、次の社会像を提示できるかどうか、が問われることになり、これからがまさに本番です。

 私も7月31日の就任から一ヶ月が経ち、少しずつ市役所の全容が把握できるようになってきました。就任後にまず取り組んだ事は徹底したムダの洗い出しです。毎朝8:30から1時間は決済タイムなのですが、1つ1つの案件を精査し、予算の根拠や政策意義について担当者に質問を繰り返します。なぜ?と、うやって?いつまで?いくら?私の部屋はいつも疑問文でいっぱいです。本来は市長がそこまでやる必要はないのかも知れませんが、まずは職員を市民の感覚に近づける必要があると思い、時間をかけて実施しています。よく 「役所の常識=世間の非常識Jと言われるのも、市民の台所感覚からズ、レた事業・予算があまりにも多過ぎるからではないでしょうか。

 また、市役所といえば縦割りで愛想がないというイメ ージがあります。そこで最低限のマナーとして窓口や廊下等で、市民の方と会ったら明るく挨拶をする、また電話の応対で所属課と氏名を名乗ることを徹底する「接遇の基本確認週間」を8月後半に実施しました。庁議と呼ばれる毎週月曜開催の部長級会議や、課長補佐級以上(534名)対象の管理職会議でも全庁的な取り組みとなるよう繰り返し訴えています。いずれも社会人として当たり前のことではありますが、まずは凡事徹底により、 「当たり前のことが当たり前にできる」状態を早急に確立したいと思っています。そして、市民の皆さんから税金を預かり全体のために奉仕することのやりがいや感謝の気持ちを 「役所は究極のサー ビス業」という言葉で位置付け、市民の皆さんに満足のいくサー ビスを提供することを第ーに、日々成長する行政を実現したいと考えています。

2009年9月 3日 20:59 [奈良市政]

所信表明

いよいよ9月定例市議会が来週より開催されます。
8月の臨時議会では正副議長を始め、各常任委員会の役員人事が議題の中心でしたので、本9月議会が事実上の初議会となります。
7日(月)の朝10時からは、所信表明演説をさせて頂くことになっていますので、皆さんぜひ傍聴にお越し下さい。
議会の傍聴というと、何やら大そうなイメージがありますが、予約も申込も入場料も何も要りませんので、ご都合が付く方はお気軽にお越し下さい。
もちろん奈良市民でなくても大丈夫です。

およそのスケジュールについては議会HPをご覧下さい。
なお、議会のスケジュールは議事進行の都合により
時間等が若干変更になる可能性があります。
詳しくは議会事務局までお問合せ下さい。
よろしくお願いいたします!
電話:0742-34-4791
http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1147655422014&SiteID=0000000000000&ParentGenre=1000000000178

平城遷都1300年事業の100日前イベントとして、10月11日に
東京で「奈良ゆかりフォーラム」が開催されます。
奈良からは荒井知事と私、そしてせんとくんファミリーが出演します。
東京近辺の方は、ぜひお越し下さい!

以下、詳細情報

平城京の時代は、日本が全国各地、そして東アジアと多くの交流をはじめた時代です。今回のフォーラムでは、当時交流のあった韓国や日本の「ゆかりの地」からゲストを招き、日本、奈良との文化的なつながりを探ります。
また当日はせんとくんファミリーの鹿坊、鹿爺、阿修羅童子も結集します。

【奈良ゆかりフォーラム】
■日 時:2009年10月11日(日) 13:30~16:30

■場 所:東京商工会議所 東商ホール
    (東京都千代田区丸の内3-2-2)

■テーマ:「平城京の時代から続く交流の扉を開く」

■内 容
 ○第一部 対談
 「韓国と日本のゆかりを通じた新たな交流の展開」
  李 御寧さん(梨華女子大学名誉教授・韓国初代文化大臣)
  荒井 正吾さん(奈良県知事)

 ○せんとくん・平成伎楽団(せんとくんファミリー)パフォーマンス
  フォーラムにふさわしい奈良らしく、華やかなパフォーマンスを披露!

 ○第二部 奈良ゆかりの地の取り組み
 「奈良ゆかりの地の市長が、ゆかりにちなんだ地域の取り組みを語る」
  仲川 げんさん (奈良県 奈良市長・・・平城京 )
  河井 規子さん (京都府 木津川市長:恭仁京 )
  中尾 郁子さん (長崎県 五島市長 ・・・遣唐使船最西端の寄港地 )
  高橋 正樹さん (富山県 高岡市長 ・・・万葉集 )

■定 員:600人(参加費無料・申込先着順)

■申込:FAX、ホームページ又はハガキにより、参加者全員の
    郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号を記入の上、下記まで送付
    (10月5日(月)必着。 定員になり次第、締め切り)

     〒630-8113
     奈良市法蓮町757番地 奈良県法蓮庁舎4F
     (社)平城遷都1300年記念事業協会「奈良ゆかりフォーラム」係
     TEL:0742-26-0752
     FAX:0742-23-2500
     ホームページ:http://www.1300.jp/から専用応募ページ

 

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