市民が主役の奈良市政をめざす仲川げんの活動日記。

仲川げん
2010年11月14日 23:38 [日記]

県外研修など

木曜は熱海市で行われた国際特別都市建設連盟の首長会議に参加。この会議には開催市の熱海市を始め、別府市や松山市、軽井沢町など、「国際観光文化都市の整備のための財政上の措置等に関する法律」が適用される、日本の代表的な温泉地や観光地が加盟しています。今回は各都市の交流人口と定住人口の増加策がテーマとなり、奈良市からも事例紹介を行いました。また芦屋市からは、住民の6~7割がマンション世帯でありながら、コミュニティスクールの取り組み等で地域のつながりを維持している事例が、熱海市からは別荘暮らしの住民層を定住化させるための取り組みが報告され、印象的でした。

金曜は奈良県市長会の県外研修で尼崎市へ。今回は奈良県内の12市長が全員揃い、尼崎市における大学・企業・行政による環境問題への取り組みをそれぞれ視察させて頂きました。また、全国で市民参画型の環境基本計画づくりの実績を持つ、京都のNGO「環境市民」の堀事務局長からお話を伺いました。奈良市でも現在、環境基本計画を策定中ということもあり、各地の事例は大変参考になりました。

土曜は朝から「奈良まちなか市場」のオープニングに参加。この事業は、郊外の大型店に流出する傾向にある消費を、商店街を初めとする「街なか」に呼び戻そうという狙いで始めたものです。私も法被を借りて1時間ほど呼び込みをさせて頂きました。その後、新公会堂でのロータリークラブのインターシティミーティングを経て、14時からは奈良女子大の記念館で行われた「ユース国際環境シンポジウム」にコーディネーター役として参加。日本からは高校1年と大学3年の2名が、また海外からはアフガニスタンとインドネシアの若者が登壇し、それぞれの母国の様子や日本との違い、環境問題への活動体験を話しました。テーマが「50年後の奈良、50年後の地球」ということもあり、これからどのようにして環境意識を高め、若者たちを巻き込んでいくか?についても熱っぽく話してくれ、未来につながるとても良い内容だったと思います。

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